いじめ防止基本方針

札幌市立平岡緑中学校いじめ防止基本方針

「いじめ防止対策推進法」(平成25 年6 月28 日成立、同9 月28 日施行)の定めるところにより、「北海道いじめ防止基本方針」(平成26 年8 月6 日決定)にのっとり、本校におけるいじめ防止基本方針を定めるものとする。

1 目的
 いじめが、いじめを受けた生徒の心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な影響を生じさせるおそれがあり、その生徒の教育を受ける権利を侵害するものであることに鑑み、本校生徒が、夢と理想をもち、自らの未来に向け安心して健やかに成長できる環境を保障するよう、いじめの未然防止、早期発見及び早期解消のための対策に関し、基本理念、関係者の責務や役割、対策の基本となる事項等を定めることにより、本校におけるいじめ防止のための対策を、総合的かつ効果的に推進するものとする。

2 いじめ防止等の対策に関する基本理念
 共生の考えを深め合うことを目標として、温かく親和的な人間関係の構築軸に、次の三つをいじめ防止に向けての基本理念とする。
(1) いじめやそれにつながる芽や要素は、どの生徒にも生じ得るという認識の下、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにすること
(2) 全ての生徒がいじめを行わないよう、また、いじめの人的環境の一員とならないように、いじめ問題に関する生徒の理解を深めること
(3) いじめを受けた生徒の生命及び心身の保護の重要性を中心に据え、必要に応じた家庭、関係者、関係機関等との連携の下、いじめ問題の克服を目指すこと

3 いじめの定義
 当該生徒と一定の人間関係にある他の生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった生徒が心身の苦痛を感じているものをいう。

4 いじめの禁止
 いかなる理由においても、いじめ行為はゆるされない。

5 関係者の責務や役割について
 いじめ問題の克服のために、本校及び本校職員は、
(1)基本理念に掲げた健全かつ良好な人間関係の構築に努め、いじめと関連しそうな変化・兆候の認知、いじめの早期発見、起きた事象への適切な対処に最善を尽くすとともに、それらへの対応力の向上に心がける。
(2) 保護者、関係機関との連携を図りつつ、校内外を含め、組織的に取り組む。
(3) 保護者にあっては、家庭内における生徒本人の有用感や自尊感情の育み、基本的な生活習慣や社会生活上のルールやマナー等の躾を大切に進めるよう理解を図る。

6 いじめ防止等のための組織について
 本校におけるいじめ防止等の対策は、学校組織全体の日常の取組を基盤とするが、その取組の実効性を高めるための役割を「校内学びの支援員会」が担うものとする。なお、同委員会の構成は以下の通りであるが、いじめ防止問題で活動する際に限り、下線構成員が副委員長の責を担うこととし、本来副委員長を構成員とする。
委員長  教頭
副委員長  特別支援教育コーディネーター
構成員  教務主任・各学年主任・生徒指導主事・養護教諭・教育相談担当教諭・その他委員長が必要と判断した教職員(スクールカウンセラー、学びのサポーター、相談支援パートナー等)

7 いじめの対策といじめ問題の克服の基本となる事項
(1)基本理念の下、日常的な見取りと働きかけを丁寧に行う。
(2) 思いやりや感謝の気持ちをはじめとする生徒の豊かな情操と道徳心を育むため、「道徳の時間」はもとより、全ての教育活動を通じた道徳教育や、行事・体験活動での感動体験の共有を大切にする。
(3)生徒会活動などを通じ、生徒同士がいじめ防止のために自主的に取り組むピア・サポートの構築を目指す。

8 いじめ対策といじめ問題の克服に向けた具体的方策
(1) 相談週間の設定
1学期5月の5日間
2学期11 月の5日間
(2) いじめ実態調査の実施
札幌市教育委員会実施のものに加え、年2度、相談週間実施前に(必要があればそれに応じて)、本校独自のものを実施する。
(3) 情報モラル教育のための講演会の実施
いわゆる「ネットいじめ」の防止対策の一つとして、情報モラルに関する講演会を3年に1度のペースで実施する。

9 いじめに対する措置
(1) 生徒がいじめを受けていると思われるときや、いじめの相談を受けたときは、速やかにいじめの事実の有無の確認のために取り組む。
(2) いじめがあったことが確認された場合には、いじめをやめさせるための策を講じるとともに、その再発防止に全力を尽くす、その際、複数の教職員によって、必要に応じてスクールカウンセラー等の協力を得つつ、いじめを受けた生徒に対する支援及びその保護者への必要な情報提供と、いじめを行った生徒に対する指導及び支援並びにその保護者に対する助言を行う。
(3) 必要があると認めるときは、いじめを行った生徒について、いじめを受けた生徒が使用する教室以外の場所において学習を行わせる等、いじめを受けた生徒が安心して教育を受けることができるようにするために必要な措置を一定期間講ずる。
(4) いじめに関係した保護者間での問題が起きないよう、発生したいじめ事案に係る情報の共有などについて必要な措置を講ずる。
(5) 発生したいじめが犯罪行為として取り扱われれるべきものであると認められるときは、所轄警察署と連携して対処する。

10 校長、教頭及び教員による懲戒
 校長、教頭及び教員は、生徒がいじめを行っている場合であって、教育上必要があると認められるときは、学校教育法第11 条の規定に基づき、いじめを行った生徒に対して適切に懲戒を加えるものとする。

11 重大事態への対処
 いじめにより、生徒の生命、心身または財産に重大な被害が生じた場合、またはその疑いがある場合や、いじめにより生徒が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされているときには、次の対処を行う。
(1) 重大事態が発生した旨を札幌市教育委員会へ報告する。
(2) 札幌市教育委員会と協議の上、当該事案に対処する組織を設置する。
(3) 上記組織を中心として、事実関係を明確にするための調査を実施する。
(4) 調査結果は、調査が終了したとき及びその他必要があると認められたとき、いじめを受けた生徒及びその保護者に対し、適切かつ迅速に提供する。

12 学校評価等における留意事項
 いじめの実態の把握及びいじめに対する措置が適切に行われるよう、学校評価の項目に、いじめの早期発見、いじめの再発を防止するための取組等を加え、適正に評価する。

13 附記
 本基本方針は、平成26 年8月22 日に試案として策定、同月25 日から実行しているものを、平成27 年5月1 日をもって本方針とするものである。

平成27 年4月24 日